日本海軍 巡洋艦 最上
キット : タミヤ 最上
最上型は15.5cm砲3連装5基15門を装備する軽巡洋艦として建造されましたが、後に20.3cm砲連装5基10門に換装され
事実上の巡洋艦となりました。(書類上は最後まで軽巡だったらしいですが…)
中でも一番艦の最上はミッドウェイでの損傷修理の際、航空機作業甲板から艦尾にかけて飛行甲板を設置し、水上機
11機を搭載する航空巡洋艦へと生まれ変わりました。
搭載機は瑞雲が予定され、空母部隊を補完する構想でしたが、開発の遅れから零式三座と零観が搭載されました。
11機が搭載可能でしたが、定数一杯まで搭載されたことは無かったようです。
シェルター甲板はキットのままの滑り止めつき鉄甲板です。同じタミヤキットでも1/350はリノリウム張りですが、どちらが
正しいのでしょうか?
13号、22号を追加装備してしまいましたが、この状態だと艦橋脇と艦尾に3連装、各部に単装機銃を増設するようです。
リサーチはしっかりしないといけませんね。
最上と利根。
同じ水上機運用を目的とした巡洋艦ですが、航空機作業甲板と後部甲板がツライチとなっている最上の方が
運用しやすそうです。利根型は航空機を繋止甲板から航空機作業甲板に上げるのに機力を使わねばなりませんでした。