日本海軍 戦艦 播磨





キット : アリイ(オオタキ)1/600大和、ハセガワ1/450大和、フジミ1/700大和、フジミ1/500大和、ドラゴン1/700オルバニー、タミヤ1/700ミズーリ他


 <播磨>は、九九九艦隊計画における最後の戦艦クラス―<七号艦>級として建造されました。
 基準排水量21万7000トン、全長380メートル、全幅67メートル、55口径56センチ砲三連装四基一二門を備え、ディーゼル電気推進/ガスタービン複合推進システムで34.6ノットが発揮可能。
 史上最強最悪の超々々弩級戦艦です。
 <播磨>は、1950年12月27日、ニューヨーク南東海上において船団襲撃のため出撃した大ドイツ帝国海軍北米艦隊と交戦しました。
 ニューヨーク沖海戦といわれるこの戦いにおいて、<播磨>は基準排水量14万8000トン、53センチ砲連装四基八門を備える大ドイツ帝国海軍戦艦<フォン・ヒンデンブルグ>との伝説的な戦いを繰り広げ、損傷を受けつつもこれを撃沈。この日独最強戦艦対決で勝利しました。



 架空艦です。ご存知佐藤御大の小説、レッドサンブラッククロスに登場する最凶戦艦です。
 播磨とヒンデンブルグの戦いは仮想戦記読者に強烈なインパクトを与えたと思います。
 いつかは作ろうと思って幾年月、ペットショップのガレージキットを入手したくてもその機会も訪れず…。
 無ければ作ろうと思い立ち、徳間ノベルス外伝1巻表紙のイラストを元に製作開始。
 


 基本いろんなパーツの寄せ集めです。
 船体と基本構造物はオオタキ(アリイ)の600大和、艦橋はハセガワ450とオオタキ600、煙突はハセガワ450等々すべて切った貼ったでパテモリです。アップで見ちゃいかんね…。
 砲塔はフジミ500大和そのままで砲身だけ1/350ドイッチェラント用28センチ金属砲身を加工しました。



 対空火器は12.7高角、12.7両用、40ミリ4連、連装、連装シールド付、20ミリ単装、艦対空誘導弾などを盛り付けました。射撃指揮装置もこれでもかと積みました。
 詳しい設定はわからなかったので適当に。たぶん50基位乗ってるはずです。
 比叡、高千穂、大和、紀伊とレッドサンの日本戦艦は九八式10センチか六式12.7センチが両用砲的な位置づけで搭載されていて単一機種で統一されてますが、播磨は高角砲と両用砲が両方積まれてるんですよね。
 今回は駆逐艦用九八式10センチ砲塔を幅増し嵩上げしたでっち上げ六式12.7高角砲と米式砲塔の12.7両用砲で分けてみましたけど、九八式そのままと米式両用砲でも良かったかもしれません。
 両方12.7ってのも変ですよね。



 全体的なシルエットはほぼ大和ですね。まぁ、いろんなスケールの大和でできてますから当然ですが…。
 後部の甲板にはヘリコプター積みました。ドラゴンの戦後型エセックス級についてたやつの別売りがあったもんですから取り敢えず暗緑色と明灰白色で塗って日の丸つければそれっぽいかと。
 対空ミサイルやらレーダーアンテナとあわせて第三次大戦くささが出たような気がします。



 播磨と紀伊、長門。 ニューヨーク沖海戦の面々。
 播磨と大和型の船体とほぼ同じ紀伊を比べると大きさの違いがすごいです。
 レッドサンブラッククロス作中の紀伊は史実の超大和型よりも大きいはずですが、それでも大きさは段違いでしょう。